2008年07月17日
大分県教委の教員採用汚職:アルバイトと奨学金で3度受験、口利き断り夢断念
大分県教委の教員採用汚職:アルバイトと奨学金で3度受験、口利き断り夢断念
◇金で先生、子供たちに何を教えるのか
大分県の教員採用汚職事件を巡っては、十数年前から口利きによる合否調整が行われていたことが明らかになっている。約10年前、ろう学校の教諭を目指し3回受験して不合格になった女性(33)は、金による口利きの誘いを断り、夢を断念した。「お金を使って先生になって、何を子供に教えるのか。後悔はしていないけど、悔しい」。ニュースに接するたび、やりきれない思いにとらわれるという。【深津誠】
女性は高校まで大分市内で過ごし、教員養成に定評のある県外の国立大学に進学した。ろう学校を目指したのは高校時代、手話同好会でろう学校の生徒たちと交流し「子供たちの目がきれいだったから」。
自営業の父親が体調を崩し、アルバイトと奨学金で通う学生生活。小中高、ろう学校、養護学校の教員免許を取るため、大学の授業は毎日6コマすべて埋まっていた。他の職種の就職活動をする時間もなく、教職一筋に猛勉強してすべての免許を取り、ろう学校教諭の採用試験を3回受けた。
2回目の受験で1次試験に合格した後、母親が知人から「200万円で県会議員に頼めば採用される」と持ちかけられた。母親から「一生を左右することだから、親戚(しんせき)中からお金を集めれば」と打ち明けられたが、「それで先生になって子供たちに何を教えるのか」と断った。今回の事件を耳にして「やっぱりな」と思った。
女性の母親も悩んだ。事件発覚後、ニュースをあえて娘に知らせなかった。母親は「たくさんの善良な人が悲しい思いをした。金を持っている人が先生になるのではなく、子供たちのことを本当に考える人が先生になってほしい」と話す。
女性は東京の大企業に契約社員で入社し、登用試験を受け正社員となったが、今も教員になりたい気持ちはあるという。ただ、結婚し仕事にも責任がある今、遠い夢となった。それでも「あの時の成績を知りたい。自分はなぜ落ちたのか、真相を知りたい」と願う。
事件を受け、県教委は過去の試験についても調査を検討している。
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毎日新聞 2008年7月15日 西部朝刊
出来る者を蹴落とし出来ないものを金と交換に引き上げる。この国では複数以上の人を殺さない限り死刑にはなりませんが、この行為は多くの良質の教員志望者の人生を狂わし、良質な教育を受ける権利を多くの子供から奪っているのです。 罪は万死に値します。わずか数年の実刑で済むでしょうこの国の寛大な刑量に疑問を覚えます。
教職のみならず、国、地方に係わり無く公務員の採用にはこの様な不正がまかり通っている事は多くの人の感じている所です。今までにもこの種の事件は起こっていますが今又繰り返しです。 今起こっているこの問題を知り、今後、私もそうでしたと自ら名乗り出る不正に採用された公務員がどれ位いるか・・気を付けておかなければなりません。極端に少ない場合は公務員の世界に自浄機能はないと言う事ですから、政府もその気で対策するべきです。
公務員の不正の対策にその為の部署を立ち上げて、税金を使う・・・・もういい加減にしてくれ。。。。
日教組の中に自らの組合費で対策部署を設置し、自治体の首長には公務員を解雇する権限を与えるべきです。
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